ボラティリティと時間は同じもの
各ストライクがSQ時にITMになるかどうかは,確率的にしか分からない。
その確率はデルタをみると,分かる。
例えば,ある時点のあるストライクのデルタが0.5であれば,その時点でそのストライクがSQ時にITMにな ...
プットを売っているときに急落を食らった場合の対処方法
プットを売っているときに急落をくらうと,そのプットショートは大きなショートガンマとなるので,最初にそのショートガンマを適性の範囲にしてやらなければならない。
そのための方法としてはガンマヘッジがある。
大きなシ ...
オプショントレードで一番大事なファクターとは?
オプショントレードで一番大事なファクターはガンマで,デルタはおまけである。
ガンマをいかにコントロールするかがオプショントレードにおいては重要である。
従って,オプショントレードはガンマを通してデルタ,セータ, ...
デルタを取ろうとするのは難しい
デルタを取ろうとすると難しい。
オプショントレードをする際には,今の日経平均株価がいくらなのか知らなくてもいいし,見なくてもいいほどである。
トレードにおける本質的なアルファ(超過収益力)は,日経平均株価の水準 ...
マーケットはゴム弾性を持っている
マーケットはゴム弾性を持っていて,一定の動きの中では上がれば下がり,下がれば上がる。
これがオシレータ系テクニカルの大前提となる動き。
ところが,この弾性は無限に存在するわけではなく,ときにこのゴムが切れるときがあ ...
「擦る」とは
「擦る」とは,相場観に変更がないとき,例えば,アップサイド見てロング持って一時的に引かされたときに最終的なポジションサイズは変更せずに買値を下げるように売買すること。
つまり,ツッコミでナンピンして戻りで売ってもとの玉の買 ...
「締まる」と「緩む」
「締まる」というのは,オプションのボラが立ってショートガンマポジションに損失が発生する状態のこと。
その逆は「緩む」である。
プットサイドのボラティリティの特徴とは
プットサイドのボラティリティには,「立つときは早く潰れるときは遅い」という特徴がある。
様々なテクニカル分析について
過去の値動きを分析するときには,実によく機能しているように見えるテクニカル分析もあるが,まだ実現していない未来の値動きの分析は当然のことながらできない。
何らかのテクニカル分析に従って未来の値動きを想定したとしても,実際に ...
ショートコールをロールアウトする状況とは
基本的にショートコールをロールアウトする状況というのは,アップサイドのショートガンマが許容リスクを超えている時である。
その状況で取るべきリスクヘッジは,ショートコールのロールアウトの他に別ストライクのコール買いもある。